三浦海岸~海の家~のリゾートバイトで稼ぐ!一週間で8万円のバイトの言葉に誘われて。。

リゾートバイトで稼ぐ!三浦海岸~海の家~

「青い海!白い砂浜!綺麗な夜景!」そう先輩に言われて一週間で8万円のバイトに行くことにしました。場所は「三浦海岸」神奈川県の端。名前通り海岸に沿った街、三浦市の遊泳所でした。

 

駅を降りた私が思った事はなんともノスタルジックな気分になります。トタン屋根で出来た居酒屋が数件並び、広いロータリーにはジンベエを着たヤンキーがちらほら。私は先輩に渡された地図でとりあえず自分が泊まるホテルまで向かいました。手書きの地図で分かりにくかったですが、道も単純なので書いてある事は分かりました。

 

10分ほど歩いたでしょうか、信じられないものが目に映りました。地図の「宿泊地」と書いてある場所に二階建てのコンテナがそびえ立っているではないですか。しかも「宿泊地(サンロイヤル)」と書いてある。

 

私は先輩にいっぱい食わされたと思い、コンテナ一番左端の「事務所」と張り紙が張ってある部屋をノックしたのです。そこでは見事に日焼けした男が「おー!○○(先輩)の紹介のコか!宜しくな。隣の部屋使っていいからな。」と笑顔で迎え入れてくれました。


三浦海岸~海の家~のリゾートバイトで稼ぐ!退屈な毎日に刺激を与えるならリゾバはうってつけ

彼は海の家のオーナーでTさん。挨拶をし言われた部屋に入ってみると内装はしっかりしてい
て、クーラーは付いているし、電気は引いてあるし、布団もありました。決してサンロイヤルという感じではないが、不自由は無さそうな部屋でした。

 

初日はまず自己紹介。従業員は私以外全員アルバイト誌を見てここに来たらしいです。計8名だったと思います。Tさん以外は全員10代後半から20代前半で少し不良っぽいコが多かったのだが気の良い人たちばかりでした。

 

挨拶が終わると作業の分担。「飲み物を作る係」「運ぶ係」「呼び込み係」「受付」の主に4つの係りがありました。食事を作るのはTさんで私は呼び込み係りに指名されました。

 

「いかがですかーシャワーもありますよー」と砂浜に出て声を掛ける。Tさんから「おい!声が小せえ!」と怒号が飛びました。大声を出しながら相方の女の子と会話したりしながら、その日は終わったのは午後19時でした。

 

閉店した店で「今日はお疲れ!明日もよろしく。」とTさんが焼きそばを振舞ってくれました。従業員は三浦市近郊の人が多く、浮いてしまうかもと思ったけど年齢も近いのですぐに仲良く話せました。初日ということもありその日は疲れて各自早めに部屋に帰りました。

 

次の日体中が痛かった。皮膚が真っ赤になってしまったのです。日焼け止めを塗らないという大失態をしてしまいました。Tさんに「ばか!当たり前だろ」と言われその日はドリンクを作る係りに命じられました。これが大変でした。

 

「生8コーラ4カシオレ2ハイボール4」なんてオーダーを手早く一人でこなさなければならないのです。私は日焼けで真っ赤になった顔をさらに赤くしながらドリンクを作るのでありました。

 

結局一週間で全ての業務をする事になったが、どれも大変で普通の居酒屋だったら続かなかったかもしれないと思い返します。でも環境が海という開放感で楽しく仕事は出来ました。リゾートバイトはお金の為というより経験だと思います。

 

もしあの夏、三浦海岸で働かず家でクーラーを効かせながらテレビを見ていたら、あの目まぐるしくも新鮮な気持ちを味わえなかったでしょう。退屈な毎日に少し刺激を与えるならリゾートバイトはうってつけだと思う。

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