長野県・白馬のリゾートバイトで稼ぐ！憧れの長野オリンピックの開催地で
学生時代に夏休みの期間だけ、長野県の白馬の小さなホテルでアルバイトをしたことがあります。白馬は家族で訪れた思い出の場所でもあり、白熱して見ていた長野オリンピックの開催地でもあったため、こんなところで働くことができたら、という憧れがありました。
実際白馬の駅に降り立ってみるととても不思議な感覚でした。坂道を登っていきながら私の住んでいる場所とは全く違う、景色のひとつひとつが絵になるような場所でこれから働くことを思うと、嬉しさもありましたがとても緊張してしまいました。
もともと人見知りの性格もあり、初めて会う人達の中で共に生活をしていくことに今さらながらに不安を覚えましたが、実際に会って話してみると随分心が軽くなりました。リゾートバイトという特殊なバイトを選ぶだけあって、積極的に話しかけてくれながらも、何だかおっとりとして温かい人たちばかりです。
特に一緒の部屋で生活をした子とは同い年ということもあり、何でも話せる仲になりました。1日中ホテルのありとあらゆる仕事をするものだから、寝る頃には疲れ果てているのだけれども、その土地ならではの名産品やお菓子、それに喉がすごく渇くから毎日ジュースを飲んで、寝る前には毎日のようにお茶会をして楽しんでいました。
仕事が終わった後に広いお風呂に入るのも、至福の時間です。そんな時に私と私の同室の子だけコインランドリー代がもったいないから、とこそこそと風呂場で下着を洗っていたのも恥ずかしい話ですが、何だか懐かしいです。
人数が少なかったため、休みはあまり重ならなかったですが、ジャンプ競技場や森や山に一人歩きするのも、ほっとした気分で楽しかったです。懐かしい白馬の地にまた訪れたいものです。